都電

歌詞

行先表は見ないでいよう

トンネルの先も
ほら適度に抗って

正しく言い換えて
憧れの汚れを落とそうか

夏風の気まずさは
眠ってごまかして

はぐれちゃった夜は
そっと都電に忍び込んで
たいして遠くはいけないし

ものぐさな景色濁しといて
言葉の裏腹を錆びた線路に結びつけて

引きちぎれた腸の上で
踊ろう

憂鬱な朝を四角で切り取っていく

病み上がり改札よりは
気さくに振舞って

在来線もずっとそこにはいないから

世界の終末を
あるいは土日を待っている

隣の町をおもう
どこまで行っても何もないのにね

はぐれちゃった夜は
そっと都電に忍び込んで
たいして遠くはいけないし

ものぐさな景色濁しといて
言葉の裏腹を錆びた線路に結びつけて

引きちぎれた腸の上で
踊ろう

都電.teleka.su
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